そうだ 役、覚えよう
- ちくわ
- 2017年9月26日
- 読了時間: 3分
七対子聴牌したら他家も七対子聴牌してた。
どうも、ちくわです。
今回は麻雀の肝、役についてです。
麻雀初心者で陥りやすいのが、役も分からず
副露(フーロ:他家の出した牌を自分のメンツとして取ること。チー、ポン、カンなどを指す)をした結果、
役なしで和了(ホーラ:アガること。ロン、ツモなどを指す)出来なくなり、
オリ(他家の聴牌に対してロンされないような牌を出すこと)れずに放銃(ホウジュウ:他家にロンされること)してしまうという事です。
私も、ドラを役と勘違いした状態でチー、ポンを繰り返して、和了できなくて
「え?なんで?」となった経験があります。
役には、翻数(ハンスウ:数字が大きいほど点数が高くなる)があります。
ちなみに役には副露すると喰い下がりと言って翻数が低くなるものもあります。
今回は長くなるので一翻役のみご紹介します。
役牌
自風牌、場風牌、白、發、中を刻子(コーツ:同じものを3つ揃えること)にするやく(副露して揃えてもオッケーです)
自風牌とは、自分が東家の場合は東、自分が南家の場合は南のことを指します。
場風牌とは、東場の場合は東、南場の場合は南のことを指します。
下画像の場合東場の南家なので、自風牌は南、場風牌は東となります。
自風牌と場風牌が両方東の場合はダブトン、南の場合はダブナンとも呼び2翻になります。

平和(ピンフ)
下の画像の様に順子(シュンツ:3枚の連番の数牌のみで構成された面子のこと)と雀頭(ジャントウ:同じ牌2枚で作る組み合わせのこと)で構成されていて、且つ両面待ち(リャンメンマチ:下の画像の様に2、3萬の両端の連番、1、4萬で待つこと)にする役。(副露すると成立しません)
雀頭が役牌の場合も成立しません。
麻雀で最もよく見る役かもしれません。

立直(リーチ)
聴牌した状態で「リーチ」と宣言し、宣言牌を横にして場に1000点棒を出すとつく役。
(副露すると成立しません)
一回リーチするとロン、ツモもしくは流局(誰も和了せずに局が終わること)するまでツモ切りとなります。
ちなみに場に出した1,000点棒は和了した人が取れるので、他家が和了するとその1000点棒は取られてしまいます。

門前清自摸和(メンゼンツモ)
副露していない状態でツモ和了(あが)りする役。
それだけ。
一発(イッパツ)
リーチした後、自分の次のツモ牌で和了、もしくは自分が次のツモをするまでにロン和了りする役。
ただし一発消しといって、リーチしたその巡で他家が副露すると成立しないので注意。
一盃口(イーペーコー)
同じ種類の順子が2組ある状態で成立する役。
下の画像は567のイーペーコーです。
綺麗ですね。

断么九(タンヤオ)
面子を2~8の数牌のみで構成する役。
ルールによっては喰いタンなしといって、副露するとタンヤオがつかなくなる場合もあるので注意。
嶺上開花(リンシャンカイホウ)
カンをすると槓子(カンツ:同じものを4つ揃えること)になるため、一枚不足した牌を補う為に嶺上牌(リンシャンハイ)という特別な牌山から牌をとります。
聴牌した状態でカンをして、嶺上牌からとった牌でツモ和了りする役のことをいいます。
下画像は1mをカンし嶺上牌から5sをツモしている状態です。
漫画「咲-saki-」では主人公、宮永咲がこの役を連発して和了する異次元麻雀を魅せる。

槍槓(チャンカン)
他家が加カン(ポンをした牌と同じ牌をツモした時に刻子から槓子に変更すること)した牌が自分の和了り牌の場合につく役。
滅多に見ない珍しい役です。
河底撈魚(ホウテイロン)
1局の最後に出した牌でロン和了りする役。
最後に出す牌は慎重に選ばないと痛い目をみるかもしれません。
海底摸月(ハイテイツモ)
1局の最後にツモした牌でツモ和了する役。
漫画「咲-saki-」では主人公とインターハイ本戦で戦った天江衣が、この役で和了する前提の打ち方をする。ちょっと意味が分からない。
今回はここまで。
それではまた来週~
戦績は、今週はあまり打ってないのでまた来週にでも。
画像は麻雀サイト「天鳳」様より拝借しております